――介護未経験だったり、施設勤務しか経験のないあなたへ、訪問介護のリアルな魅力をお届けします―
そもそも訪問介護とは
訪問介護員(ホームヘルパー)が利用者宅を訪問し、身体介護(入浴・排せつ・食事介助など)や生活援助(掃除・洗濯・調理など)を行うサービスです。所要時間は1回あたり30~60分が中心です。訪問時間は様々で、早朝、昼間、夜間、深夜があります。
KEIO介護では、夜間や深夜の訪問介護も実施しています。時間的負担の多いシフトになるので、通常の時給より上乗せして支給しています。一見するときついイメージがありますが、夜勤希望の人からすると、効率的に働けるのでむしろ嬉しい、という声もあります。
訪問介護は本当にきついのか?
“介護はきつい”というイメージがあるかもしれません。
僕の体験で言うと、
訪問介護に関しては、多くの場面で
「え、もう終わりでいいの?」
と思う時が多かったです。
僕は介護を始めて4年目になりますが、介護を始める前は、
「おむつ替え怖いな・・・。」
と考えたりしてましたが、いざやってみると、なんてこともありません。
むしろ、利用者の方から感謝の言葉を頂けるので
やりがいや充実感の方が大きいです。
また、介護は体力的にきつそうだな、とも思ってましたが、
訪問介護は1件あたりの利用者にかける時間が長く、
実際はそこまで体力的にキツくないことも発見でした。
色々な人の話を聞いていると、
訪問介護より施設介護の方がずっと大変そうです。
“介護はきつい”というイメージの多くは
施設介護からきていると予想しています。
「きつさ」のイメージが生まれる3つの誤解
世間一般に訪問介護でよく誤解されていることを3つ取り上げました。
誤解 | 訪問介護の実際 |
---|---|
① ずっと一人で重介助 | 1対1で利用者と向き合うためペース配分がしやすく、重介助が続くケースは少ない、また夜勤に関しても希望者のみ。 |
② 収入が不安定 | 身体介護・資格手当・処遇改善加算で時給換算が上がりやすい。月収ベースで施設と大差なしの事業所も多数。 |
③ 長く続かない仕事 | 2023年度の離職率は訪問介護が施設職より1.8ポイント低いという調査結果も。続ける人が増えています。マイナビ福祉・介護のシゴト |
ここから見ても分かる通り、訪問介護は多くの場合で、
労働量も少なく、収入も安定していて、続けやすい仕事だと言えると思います。
まとめ
- フレックスで続けやすい
- 1対1の丁寧なケアでやりがいが高い
- 離職率も低下傾向で長期キャリアが描ける
施設や他業種で培った技術とホスピタリティを、そのまま利用者の「自宅」で発揮できるのが訪問介護です。
まずは見学から一歩踏み出してみませんか?
あなたの経験が、在宅で暮らしたい高齢者の力になります。